竹内庭苑のお仕事話

庭師のNi-Wa SHIGOTO~家の周りのお手入れ 後編~

今月は、個人邸の家の周囲のスペースのお庭について、竹内社長にインタビューしています。前編では、カースペースや砂利を敷き詰めた園路など、それぞれの場所毎のポイントをご紹介させていただいてます。前編はこちらです

-続いて、お隣りとの境によくある、こういった生垣のようなもの。外から自宅内が見えないように植えられたのだと思いますが、子どもの頃、実家では手入れに苦労していた記憶があります。

(竹内)たしかに、近隣との境に植える生垣は目隠しの要素もありますので、切りすぎないことが大切です。一方で、伸びすぎてしまうと、お隣りに越境してしまいご迷惑になることも。

-そうなんです。大きく育ってくれれば自宅側が外から見えずに安心でしたが、気づいたらとても大きくなってしまい、「お隣りに枝などが落ちないように」と、注意しながら、自分達で手入れをするのは慣れないために大変でした。

(竹内)生垣を大きくすると、逆にコストもかかってきますね。ゴミも多く出るので処分のゴミ代もかさみます。管理のしやすい大きさを維持するのが大切ですね。

-自宅の周囲で、建物と近接した場所に外からの目隠しで植えた生垣は、大きくなると厚みを増してしまい、建物の周囲を歩きにくくなったり、鬱陶しくて邪魔に感じることもありました。
お手入れ後

(竹内)生垣は害虫が発生しないように管理することも重要になります。生垣で発生したチャドクガが風に舞い洗濯物に付着、それにより被害を受けることもあります。

-自宅に近い所に植えているからこそ、洗濯物に付いてしまうこともありそうですね。虫の抜け殻のようなものが生垣に残っているのを見かけたこともあります。

(竹内)チャドクガは死骸や抜け殻でも、皮膚についてしまうと猛烈な痒みの原因となります。大きくなり過ぎないように、目隠し機能を保ちつつ、生活に悪影響が生じないように管理していくことが大切ですね。

-生垣、カースペース、家の周りの砂利の箇所など、自宅の周りは、本来の場所の目的によって手入れをする視点も様々に変わって来るのですね。自分達で植えたい木があった場合でも、プロの視点でのアドバイスが重要だと思いました。

(竹内)定期的なお手入れを通じて、ご自宅含めた全体の景観と、樹木の生育を管理していきます。お施主様とのコミュニケーションを大切にしながら、ご要望に合わせてお手入れしていきます。近隣との境界部についても配慮して対応いたしますので、ご安心ください。

-いかがでしたか。竹内庭苑では、場所と目的に合った樹種を選定し、生活の質をより高められるお庭を維持できるよう、年間通じてお手入れを行っていきます。樹木の専門家としての知識と、自然の景観美を実現する技術力を通じて、機能と美しさを備えたお庭のお手入れを実現していきます。
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