竹内庭苑のお仕事話

庭師のNi-Wa SHIGOTO~芝生 後編~

今月は、「いいなぁ」と一度は誰もが思い描いたことがあるであろう、戸建ての庭の代表、「芝生」について、竹内社長にインタビューしています。前編はこちらからどうぞ。

-それにしても、まずは除草・雑草の管理が大切だったとは、知りませんでした。仮に、うまくできなかった時、芝生を辞めてしまうことも大丈夫なのでしょうか。

竹内:芝をご自身で除去して、新しい別の植物を植えることはできますよ。芝の根は地層から5センチ程しか伸びませんので、除去自体も可能ですし、土壌への影響も心配いりません

-そうですか。少し安心しました。誰もが一度は憧れたことのある芝生、一度試してみるのもありですね。施工に必要な条件はありますか?

竹内:そうですね。基本的には、日当たりが良い場所、水はけがよい場所、であれば、生育していきます。土壌がきちんとしていれば、比較的複雑な地形に張りつけることもできます。

-日当たり、水はけ、土壌、が大切なんですね。平らでないと施工できないのでしょうか?施工に向かない場所や施工できない場所など。どうでしょうか。

竹内:イメージでは平らな庭一面の芝が多いかもしれませんが、自然の斜面に張ることもできますし、切り土や盛り土などでできた人工的な斜面に張ることもできます。斜面に張ることで、雨水などによる土の流出を簡易的に防ぐこともできます。

-芝生が張られることで斜面の表面の土崩れを防ぐごとができるのですね。それは安心です。家の壁への雨水の跳ね返りなども防止できそうですね。
マメに除草を行うことで雑草が生えにくくなった後、芝生の管理で大切なことは、どんなことでしょうか。

竹内:芝刈りや水やり、肥料などはイメージがつきやすいかもしれません。これらに加えて、地表に穴を意図的に開けて、芝生の根と土に新鮮な酸素を送り届けることもできると良いです。エアレーションと言います。

-エアレーションですか。なにやら難しそうな感じがしますが、自分でもできるような作業でしょうか。

竹内:専用の道具がありますので、女性でも無理なくできると思います。芝を張ってからある程度時間が経つと、土の表面も芝もカチコチに固まってしまい、通気性が悪くなってしまうのです。表面から空気穴を開けて、空気をいれてあげられると良いと思います。エアレーションをした後、目土(めつち)と言って、芝生の上から土をかぶせることもできると良いです。穴が空いてしまいますので、埋める意味もあります。これにより芝生の根が乾きにくくなりますね。

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いかがでしたでしょうか。芝生の庭は、きれいに保つためには手を掛けることが色々あることが分かりました。ですが一方で、緑の絨毯のような芝生の美しさは、庭木や花では味わえないものです。裸足で歩きたくなりますね。
芝生の庭を仮にうまくできなかったとしても、その時はその時。一度、試してみるのも良いかもしれません。
竹内庭苑では施工後の管理のご質問やご相談にも丁寧に対応させていただきます。ぜひ、ご検討くださいませ。