
01)

02)
この花、なんの花?

03)
この花、へんな花。

04)
咲いているところがへんな花。

05)

05)
葉っぱに咲いているへんな花。

04)
この木の名前は「ハナイカダ」です。

06)
イカダ(筏)に人がのれば「ヒトイカダ」

06) ㊥02)
イカダに花がのれば「ハナイカダ」

06)
花は葉っぱから生まれたのかな?

03)
別々だったのがくっついたのかな?
* * *

07)
この花もへんな花。

07)
葉っぱから咲く、へんな花。

08)
花が咲いたら、葉っぱに実がなる。

04)
この木の名前は「ナギイカダ」

04)
こちらの木は「ナギ」。葉に花はない。

幸せを呼ぶナギ。

09)
ナギの葉の「ナギ」と、

05)
ハナイカダの「イカダ」で、

04)
「ナギイカダ」と名づけられた。

04)
じつは、ナギイカダには葉がない!

07)
えー! じゃ、葉っぱみたいのはなに?
* * *
はーい、それではまとめてオチといきましょう!
花とは、「将来花になる細胞」が分裂変化したもので、芽ができる位置に作られる。
芽ができるのは「茎のてっぺん」と「葉のわき」の2か所だ。
「葉のわき」に注目してみよう。
10)
葉と花は主茎から別々にできるので、ふつうは葉の上に花が咲くことはない。
「ハナイカダ」の場合
花は葉のわきから出たもので、その花の茎が葉の主脈と一体化したために、この形になったといわれている。

㊧11) ㊨03)
10)
「ナギイカダ」の場合
葉は退化してなくなり、先端の茎が葉のように平べったくなった。この平らな茎に花が1個ついたといわれている。

12)
10)
では、問題です。
アスパラの「三角形」は、花・茎・葉のどれでしょう?

㊧10) ㊨13)

06)
この花、アスパラの花。

㊧10) ㊨06)
アスパラの「三角形」は葉の退化したもの。
ナギイカダと同じパターンです。
もしゃもしゃっとしているのは、葉でなくてすべて茎となります。

01)
ー おしまい ー
【出典リスト】
02)Wikipedia Japanische Helwingie
03)Wikipedia Helwingia japonica
04)庭木図鑑 植木ペディア
06)Pixabay
08)Wikipedia Stechender Mäusedorn
09)Wikipediaナギ
13)Wikipedia Спаржа лекарственная
※以上、使わせていただきありがとうございました。

