
横浜市にお住まいのご家族から、住宅を囲む敷地全体のデザインと植栽を承りました。
「どのようなお庭だったら、一年を通してお庭をさまざまに楽しめるか?」
ナイジェリア出身のご主人様と日本人の奥様、お子様が、樹々の姿から四季の変化を感じられるだけでなく、実った果実を収穫したり、野外で家族団らんやスポーツをしたり。
四季を通じて存分に楽しめるお庭をご提案させていただきました。


レモン、ジューンベリー、ハナカイドウといった、花や果実が実る樹種を中心に配植しました。
家庭用果樹として人気のレモンは、春から秋にかけて白い花をつけます。日当たりと水はけの良い場所で育てると実つきもよくなります。季節の変化に応じて花をつけ実が熟す果樹は、彩りだけでなく収穫の楽しみも感じられます。
ハナカイドウの花は、蕾から開花まで色が変化していく様子も魅力的で、和風な空間の演出にも適しています。


要所にはチャボヒバを据えました。
日本の仕立てであるチャボヒバが、お庭に和風の趣きを演出してくれます。
また、道路やお隣りとの境界部分には生垣を設け、美しく刈り込んでいます。外の視線からプライバシーを守りながら、スッキリ端正な景観も叶えました。


砂利が敷き詰められていた玄関先のスペースには芝生を敷きました。屋外団らんのスペースが誕生です。
広さも十分確保できましたので、休日には、ご家族や友人を招いてのバーベキュー、ゴルフなど簡単なトレーニングを楽しめます。

全体を活用したことで、お庭を鑑賞(観て楽しむ)だけでなく、
「味わう(果樹からの収穫)」「集う(屋外でのバーベキューなど)」「健康(ゴルフなど運動スペース)」というように、さまざまな目的で年間通して楽しめるようになりました。
機能的なだけでなく、ランドスケープの美しさも叶えられるようご提案させていただきました。
所在地 | 神奈川県横浜市 |
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作業種別 | 植栽工事 |
仕事内容 | 果樹の植栽、生垣の設置、チャボヒバの植栽 |
広さ | 約30坪 |
工期 | 2025年5月 |