みどり豊かな庭を創るために、お庭の手入れは
年に2、3度の剪定ではなく、
年間通して樹木や土の状態を定期的に確認することを
おすすめしています。

「庭のある暮らしを楽しみたい方と
一緒に庭を育てて行きたい」
それが竹内庭苑の想いです

ご自宅のお庭をイキイキ元気に保つための
造園のプロが実践している、季節ごとのちょっとしたコツに加えて
新たな「庭」の形を提案していきます

***************

「庭」というと一軒の家と共にあるイメージがありませんか。
マンションやアパートのベランダでは
場所の制限もあって植物を楽しむのも難しい。。。
ベランダにプランターを置いてのガーデニングという方法が
自然との関わり方の一つかもしれません。

ベランダのプランターガーデンと家の庭を比べてみると、
プランターガーデンの方が手間がかかるとしたら、どうでしょう?
庭は意外にも手間がかからないとしたら?

実際、ベランダなどのプランターガーデンは、
庭の地植えに比べると水やりの手間がかかります。
地植えの場合、植わっている土の中から水分や栄養分を
吸い上げることができますが、
プランターからはプランター内の土からしか、
吸い上げることができません。

これから暑くなっていくシーズンでは、
プランターの水やりを忘れないことが必要になります。

これは、マンション等でのプランターに限りません。
鉢植えする植物すべてに当てはまること。
イメージとは異なり、庭の地植えよりも鉢植えの方が
手間がかかる場合が多いのです。


「庭は一番身近な自然界」です

場所の制限がある中でも、
実際の庭と同じように生活や仕事の合間に自然を身近に感じることは
できないだろうか?と考えます。

庭を通した自然の楽しみ方は、
花や庭木を植えて育てるだけに限りません。
バーベキューをしたり、休みの日にくつろぎの時間を持ったり。
野菜を苗から育て、育てた野菜が食卓に並ぶこともあるかもしれません。


「外でやってみるのはどうだろう?」と思いついたことを、部屋から外に出て、ちょっとした自然の中で体験できたら、
その場所は立派な「庭」です。
自然+その人なりの豊かな時間の過ごし方=庭なのでは無いでしょうか。

食事をすること
リラックスすること
クリエイティブな創作をすること
賑やかな時間を過ごすこと

その人なりの豊かな時間の過ごし方の傍らに、自然が共に在れたらと思います。

これからは、「庭=家に付属のもの」ではなく、
「庭=人の傍らにあるもの」なのかもしれませんね。

自然物に関する知識と景観美を造り出す私たちの技術で
従来の庭とは異なる、新たな「庭」を造ることができないか。
例えば「持ち運びできる庭」のようなもの。
あったら面白いかもしれませんね。