定期管理を担当します大規模マンションにて、芝生のお手入れを担当させていただきました。
専用の道具でエアレーションを行います。
芝生の土が固まると、根が上手に呼吸できなくなり、春になっても葉が出て来ずに枯れてしまうおそれがあります。成長の途中で元気を失った芝生の健康を保つ目的で、エアレーションを行います。
エアレーションが最も効果的なタイミングは春です。芝生の生長期は春から初夏にかけた時期なので、この時期にエアレーションを行うことで、活発な生長が期待できます。
エアレーション後の根の乾燥を防ぐため、目砂(めすな)入れを行います。
目砂(または目土)には、地温を一定に保ち芝生の生育を促進させる、表面の凸凹を直す、土壌の調整、サッチの分解の促進、などの効果があります。
(※サッチとは、枯れ草や葉、根などが積み重なってできる層のことを指し、芝生のサッチは蓄積により、水はけの悪化や湿気がこもるなどトラブルの原因となります。)
目砂(目土)に適した時期は3月後半から6月くらいまでです。肥料も散布しますので目砂を毎年使用しています。
目砂と目土の主な違いは、水はけの違いにあります。(目砂ー保水性・保肥性がほぼ無く水はけが良い。目土ー保水性・保肥性が良いが長期間使用すると水はけが悪くなり、苔や藻が生えることもある。)
施肥を行いました。
芝生の肥料は、即効性が高くすぐに吸収される液状肥料、雨や水やりのたびに成分が少しずつ土に溶け出し浸透していく粒上肥料、の2種類があります。
庭の状況に合わせて使い分けると良いです。
今回は広範囲にわたるため、粒状肥料を使用しました。
施肥に適した時期は、3月頃、6月頃、8月頃で、一年の間に3回ほど行います。
所在地 | 神奈川県横浜市 |
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作業種別 | 植栽管理 |
仕事内容 | エアレーション、目砂、施肥 |
広さ | |
工期 | 2日間 |