植栽の剪定（二宮町）

植栽の定期的な剪定を担当させていただきました。

「玉散らし」と呼ばれる日本発祥の樹形に仕上げています。球型や雲形に葉の形を剪定し、幹を露出するように整えるのが特徴です。
はじめに、仕上がりを具体的にイメージした後、仕上がりのラインよりも内側の、太い枝や絡んだ枝から切り取りながら、仕上がりイメージに近づけていきます。

玉散らしの玉は、サイズを揃えずに、大きな玉と小さな玉を組み合わせて仕上げます。これにより、全体的なバランスも美しく整います。
最初に、完成時の具体的な全体像をイメージしてから剪定を始めることが、美しい仕上がりには欠かせません。
全体像をイメージできないと、仕上がりもぼんやりとした物になりますので、美しい景観となるはじめの具体的なイメージが大切になります。