
お客様のお庭の松のお手入れを承りました。
和風の風情ある姿が特徴の松の木ですが、美しい外観を維持しながら健康状態を良好に保つために、お手入れは年に2回、季節では春と秋に行うのが基本です。
今回は、春のお手入れ「みどり摘み」を行いました。


「みどり摘み」とは、一つの芽から複数の新芽が伸びて来たときに、良い芽だけを残し、他の芽を摘み取る手入れを指します。
芽の数を制限し、枝が込み入ってしまうことを防ぐ目的があります。


伸びすぎてしまった新芽を摘み取るこのお手入れで、松の樹形を美しく整えることができます。
また、風通しも良くなるため、病害虫の発生を防ぐ効果もあります。

5月中旬から6月上旬が、みどり摘みに適した時期です。
新芽の一つひとつを手で摘み取りますが、新芽が硬くなってしまった場合はハサミで切り落とします。

松は、秋のお手入れも必要です。
秋は古い葉を切り落とす「もみあげ」を行います。
所在地 | 神奈川県平塚市 |
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作業種別 | 松のみどり摘み |
仕事内容 | |
広さ | 約240坪 |
工期 | 2025年5月 |