イチか?バチか?

ヤエザクラです。

 

サクラです。

 

桜(サクラ)には、2つのタイプがあります。

 

①花びらが5枚のもの・・・一重(ひとえ)

②花びらがたくさんあるもの・・・八重(やえ)

 

ハイビスカスです。

 

さて、このハイビスカスを一重とすると・・・、八重のハイビスカスってあるのでしょうか?

㋐  ある     ㋑  ない

 

 

八重のハイビスカスです。

 

これを沖縄・南部のとある村でふと見つけたとき、とてもビックリしました。

「え~、ハイビスカスにも八重ってあるんだ~!」と。

 

 

よく見かけるバラです。

 

バラの花をよく見ると、八重咲きの花に似ています。

それなら、一重咲きのバラの花もあると思いますか?

㋐  ある     ㋑  ない

 

 

一重のバラです。

 

これは自然界に生えているバラで、バラの原種に近いものと言われています。

実は、私たちがふだん「バラ」と呼んでいるものが八重のバラで、これは品種改良されたものなのです。

 

では、これは何でしょう?

 

ローズヒップです。

 

ローズ(バラ)のヒップ(果実)という意味です。この果実を乾燥させたものをお茶にして飲むことができます。それがローズヒップティーです。

ローズヒップといってもすべてのバラから果実がとれるわけではありません。

一重のバラからしかとれないのです。

 

ちなみに、ハイビスカスはフヨウ科で、サクラ、バラはバラ科です。

フヨウ科やバラ科以外の花にも一重や八重を見かけることがあります。

では、いったいなぜ一重や八重の花があるのでしょうか?

 

那覇郊外、自然が色濃く残っている公園で、八重のバラを見つけました。

おや? 真ん中の、めしべやおしべのあたりに何かあるようです。

もっとアップにして見てみましょう!

 

たくさんある黄色いのは「おしべ」です。

ピンク色のは「花びら」です。

えっ? それなら、ここに見える「黄色いのを持った花びら」って何でしょう?

 

これは、おしべが花びらへ変化していく順序を予想したものです。

 

別のバラの花びらです。

 黄色いおしべが、赤い花びらへ変化していく途中の姿を見ることができます。

八重の花は、

「おしべやめしべが変化して花びらとなり、本来の花びらの数よりも何倍も花びらが多くなった」花です。

自然界では一重の花が突然変異して、園芸では人為的に人間が品種改良して、生まれたものなのです。

 

この八重の花は何かわかりますか?

一重の花を想像してみてください。

 

ツツジです。

 

八重の花は、華やかで美しいけれど、おしべがなくなってしまうので、一重の花のように受粉せずに果実ができません。

 

ヤマブキ(山吹)……バラ科です。

                    八重のヤマブキ

 

八重咲きの花の木は、実ができず、たねで仲間をふやすことができないので、挿し木にしたり、一重咲きの木に八重咲きの木を接ぎ木したりすることで仲間をふやします。

 

(おしまい)

 

【出典リスト】

無料写真素材「花ざかりの森」

フリー素材タウン

pixabay

のん木草・みどり見て歩き

苗木部

Wikipedia「八重咲き」

以上、利用させていただきありがとうございました。