みどり豊かな庭を創るために、
お庭の手入れは、年に2、3度の剪定ではなく、
年間通して樹木や土の状態を定期的に確認することを
おすすめしています。

「庭の手入れを楽しみたい方と一緒に庭を育てて行きたい」
それが竹内庭苑の想いです
ご自宅のお庭をイキイキ元気に保つための
造園のプロが実践している、季節ごとのちょっとしたコツや工夫を
お伝えしていきます。

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1.現代の「お庭番」を目指して
2.お庭づくりのサブスクリプションで可能になること

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1.現代の「お庭番」を目指して

前回のお仕事話しでは、
「お庭番」という存在をご紹介させていただきました。
昔の日本家庭には、
お庭番と呼ばれる専任の庭師がいました。
庭木は剪定や手入れをするにふさわしい
「適期」があり、
それぞれの適期は庭木により異なります。
そのため、
一種類一種類ごとに、ふさわしい適期に手を入れることが大切でした。
全体のバランスや景観美だけでなく、
一本一本の庭木の生育のためにも必要な対応でした。

一方、みなさんのお庭では、どうでしょうか。
お盆や暮れの年2回の剪定で、
一度に一機に庭木に処置をしてはいませんか。
適期が異なる庭木に対して、どうでしょうか。
花芽を切らざるを得ない場合も出てくると思います。


せっかく植えた庭木が
翌年に花を咲かせないのはとても残念なことです。
けれども、それぞれの庭木を適期に添って剪定をするのは
手間がかかる。

そんなお悩みを解決するのが、
年間管理のサービスです。
「お庭づくりのサブスクリプションサービス」と捉えていただければ
わかりやすいでしょうか。現代のお庭番の復活です。

2.お庭づくりのサブスクリプションで可能になること

庭づくりのサブスクリプションというと、
どのようなことをイメージされますか。
これを考えるに、「お庭の手入れ」に必要になることを整理すると
わかりやすいです。

庭の手入れで必要なことは

〇作業する時間
〇作業に費やす自分の労力
〇作業の技術
〇道具
〇肥料

など、様々にわたります。

この中で、試しに【肥料】について考えます。
庭木をいつも元気に保つためには、
適切な時期に適切な肥料をまくことが必要です。

ざっと見ても、これだけのことが必要になります。

現在は、ネットショップなどで肥料を自分で購入することも可能ですし、
「この庭木にはこの肥料」というような情報も
インターネットを検索すれば出てきます。
自分でやろうと思えば自分で行うことができるのです。

ですが、自分で手を掛けてみて自分でやってみたけれど
庭木の生育が元気ではなかったら、どうでしょうか。

残念な結果になってしまうことも。

確かに自分でもできることかもしれないけれども、
そこに使う労力や時間は、
庭を日常的に楽しむことに使っていただきたい
と思うのです。

竹内庭苑のお庭のサブスクリプション、年間管理サービスについて
今回は少しだけご紹介させていただきました。

今後、時折、具体的なサービス内容についてもご紹介させていただきますね。
ご不明な点はご遠慮なくご相談くださいませ。